最近読んだ本。
- 作者: ゼナ・ヘンダースン,安野玲,山田順子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/02/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/05/28
- メディア: 文庫
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すくなっ。
『デス博士〜』は面白い。ジーン・ウルフは凄い作家だと思う。
しかし、何て言うか、暗い。暗いね。
どの作品もどんよりしてる。
ところで、ジーン・ウルフはクリストファー・プリーストにちょっと似てるような気がする。
でも、プリーストはぼんやりって感じかな、どんよりまでは行かないな。
プリーストの作品って大体どれも最後でちょっとがっかりさせられる。
「なんだ、オチこれかよ」って。
ウルフの場合それがない、っていうか、がっかりすらできない。
意味わからないからね。
あ、似てないね。
『ページをめくれば』はまぁまぁ面白かった。
アクが強くないとこがいい。
しかも色んな作風で、中にはホラータッチのものやシニカルな作品もあったりして、飽きさせない。
ただ、あんまり深いとこには入ってこない。
ゆえにもういいや。
安部公房は短編は初めて読んだが、かなり良かった。
特に、表題作は良い。
でも、まぁ、言うことないな。めんどくさい。
Riverside『out of myself』
- アーティスト: Riverside
- 出版社/メーカー: Laser's Edge
- 発売日: 2004/09/21
- メディア: CD
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Riversideは多分ノルウェーかな、スウェーデンかな?忘れた。とにかく北欧のプログレバンド。
で、この『out pf myaself』は1stアルバム。つまりデビューアルバムなわけで。
んで、これがデビューアルバムとは思えないほどの完成度を誇っちゃってるわけで、いや、凄いよ。
感じとしては、Opethからデスな要素を抜いた感じ、と言ったら分かりやすいだろうか。
透明で、でもどこか幽玄で、聴いているとバンドの名前が示す通り、霧がかった川辺を歩いてるような気分になる。
もちろん暗いのだが、真っ暗というほどでもなく、グレーな感じでそこがまた良い。
国内版は出ていないが、2ndアルバムも出ているようなので、買おうと思う。
多分、PAIN OF SALVATIONより早く届くと思うし。
PAIN OF SALVATION
- アーティスト: Pain of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 1999/10/19
- メディア: CD
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- アーティスト: ペイン・オヴ・サルヴェイション
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2000/10/18
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- アーティスト: ペイン・オヴ・サルヴェイション
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2002/01/23
- メディア: CD
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- アーティスト: ペイン・オヴ・サルヴェイション
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2004/10/21
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Pain of Salvation - Be Live [DVD] [Import]
- アーティスト: Pain of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out
- 発売日: 2005/04/18
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アルバムを通しで聴いては、別のアルバムを通しで聴いて、また別のに変えてを繰り返している。
何度聴いても、全然飽きない。
それどころか、聴くたびに新鮮。新しい発見がある。
とはいえ、手持ちのアルバムは4枚と少し寂しい、まだ持ってないのも買って全部揃えたいところだ。
といっても、あと2枚で全部揃うが。
持ってないのはこの2枚。
- アーティスト: Pain of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 1999/12/07
- メディア: CD
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最近までその存在を無視していたが、公式サイトで収録曲の1つ「!(Foreword)」を聴いてかなり良かったので、欲しくなった。
- アーティスト: Pain Of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 2004/02/24
- メディア: CD
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最近までその存在を無視していたが、こちらも興味深い。
というのも、やはりこのバンドにとってヴォーカルの魅力は大きい。
それに、アコースティックならではの演奏面での聴き所も多そうだ。
というわけで、この2枚も購入してコンプリートを目指すつもりである。
それが達成したら、休日に全部ぶっ通しで聴こうと思う。
初任給が入ったら・・・。
最近
本読めない。
最近はこんなものを楽しんでます。
- アーティスト: Pain of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 2000/11/14
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- アーティスト: ペイン・オヴ・サルヴェイション
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2002/01/23
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- アーティスト: ペイン・オヴ・サルヴェイション
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティド
- 発売日: 2004/10/21
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- アーティスト: Pain of Salvation
- 出版社/メーカー: Inside Out U.S.
- 発売日: 1999/10/19
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- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2005/11/12
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Tna Wrestling: Bound for Glory [DVD] [Import]
- アーティスト: Bound for Glory 2005
- 出版社/メーカー: Tna Wrestling
- 発売日: 2006/01/31
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■
働くのってめんどい。
特に土日休めない客商売は辛い。
今日は日曜なのに、もうそういう感覚はない。
週末という概念はわたしの中から消えてしまった。
とはいえ、それにも慣れてきて、またそれにつれて読書熱も蘇ってきた。
なんか読んだら書こうと思う。
ま、誰も見てないだろうけど、もう。
[音楽]PALE FOREST『Transformation hymns』
- アーティスト: Mayhem
- 出版社/メーカー: Voices of Wonder
- 発売日: 2001/02/13
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と言っても、ほとんどメタルに聴こえない。
ゴシックロックバンドと言った方がいいかも。
女性voを売りにしているだけあって、その歌はとても魅力的。
とても清涼感ある爽やかな声質で、歌も上手い。
どこか頼りなさげな歌い方もまたキュートさを出していて魅力になっている。
反対に演奏はイマイチ。
というか存在感が全然ない。
ヴォーカル入れて6人編成という大所帯のバンドなのに、音が薄っぺらいのはどういうことなのだろうか。
このバンドの魅力の99%はヴォーカルが占めていると言っていいだろう。
曲の方は、気だるげで寂しげなバラード系が多いが、爽やかで可愛い系のヴォーカルに合っているような、いないような、微妙なところではある。
むしろ、少ないアップテンポの曲の方がしっくりくる。
あと、頑張ってメタルっぽくしてる曲はいらないと思う。
[読書]H・R・ウェイクフィールド『赤い館』
- 作者: H.R.ウエイクフィールド,H.R. Wakefield,倉阪鬼一郎,西崎憲,鈴木克昌
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 1996/10/01
- メディア: 単行本
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昔、アンソロジーで読んだ「防人」と「ダンカスターの十七番ホール」が面白かったのを憶えている。
ジェリダン・レ・ファニュやM・R・ジェイムズの怪奇小説のスタイルを受け継いだ作家であり、その作品は彼らと特にジェイムズと似ている。
とはいえ、似ているのは形式だけで中身は全くの別物。
決定的な違いは心霊現象に対する立場だろう。
それは、この本の頭と末尾に納められている二篇のエッセイを読めばよくわかるだろう。
ウェイクフィールドは心霊現象や魔術を信じていたし、実際に体験もしたようだ。
その体験が基になっているのが表題作「赤い館」であり、その真に迫った文章はやはり実地に体験しなければ書けないものだろう。
それくらいに臨場感のある傑作である。
また「“彼の物現れて後去るべし”」はジェイムズの「呪いを掛ける」のウェイクフィールド版といった感じの作品。
心霊現象に対する両者の捉え方の差異が明確に表れているので読み比べてみると良いだろう。
そして、この短編集の一番の傑作は「ゴースト・ハント」
ラジオの生放送で幽霊屋敷に突撃レポートするという一風変わった内容の作品で、短い作品ながら凄まじい臨場感を誇っている。
この作品は読んでると本気で来る。
どの作品も安定した面白さを持っているがこれだけは別格で、ぶち切れてる。
ただ、残念なのは「湿ったシーツ」が入っていなかったこと。
この作品を読んでみたいが、収録されている短編集が絶版。
他に読みたい作品「目隠し遊び」と「チャレルの谷」はまだ普通に手に入るようなので読んでみたい。