最近読んだ本。
- 作者: ゼナ・ヘンダースン,安野玲,山田順子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/02/21
- メディア: 単行本
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- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/05/28
- メディア: 文庫
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すくなっ。
『デス博士〜』は面白い。ジーン・ウルフは凄い作家だと思う。
しかし、何て言うか、暗い。暗いね。
どの作品もどんよりしてる。
ところで、ジーン・ウルフはクリストファー・プリーストにちょっと似てるような気がする。
でも、プリーストはぼんやりって感じかな、どんよりまでは行かないな。
プリーストの作品って大体どれも最後でちょっとがっかりさせられる。
「なんだ、オチこれかよ」って。
ウルフの場合それがない、っていうか、がっかりすらできない。
意味わからないからね。
あ、似てないね。
『ページをめくれば』はまぁまぁ面白かった。
アクが強くないとこがいい。
しかも色んな作風で、中にはホラータッチのものやシニカルな作品もあったりして、飽きさせない。
ただ、あんまり深いとこには入ってこない。
ゆえにもういいや。
安部公房は短編は初めて読んだが、かなり良かった。
特に、表題作は良い。
でも、まぁ、言うことないな。めんどくさい。