[音楽]ON THORNS I LAY『Crystal Tears』
- アーティスト: On Thorns I Lay
- 出版社/メーカー: Holy Records
- 発売日: 2007/02/19
- メディア: CD
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ヴィオラと女性ヴォーカルを取り入れており、暗く荘厳な音楽を作り出している。
それはタイトルの通り、クリスタルのように澄み切っていて美しく冷たく、哀しい。
だが、期待していたほどではなかった。
女性ヴォーカルがとても綺麗な声で凄く良いのだが、出番が以外に少ない。
ほとんどの部分が、男性ヴォーカルによる呟きみたいな歌で占められている。
それはそれでいいのだが、ほとんど台詞みたいなボソボソした歌い方は後半になってくると
単調に感じられ、飽きてくる。
また、声そのものがそんなに好きじゃないので、だんだんウザッたくなってくる。
それ以外、ヴィオラもギターもオルガンもピアノもとてもいいのだが。
もっと、男性の割合を少なくして、っていうか100%女性ヴォーカルのみにしてくれればずっと好きになれそうだ。
まあ、このアルバムで歌っていたヴィオラ兼ヴォーカルの女性はもう脱退しているそうで、さらに言うと、現在は男性ヴォーカル100%で音楽性もかなり変化しているそうだ。
もうこのアルバムのように悲哀や絶望を静かに奏でるようなものでないそうだ。
だから、このバンドのアルバムを聴くのはこれが最後になると思う。