[日常]献血

今日、私は生まれて初めて献血に行ってきました。
見知らぬ人達の為に、我が血液を捧げてきたのです。
これは、もしかしたら私が生まれてから今日までの中で一番の善行かもしれません。
おお、ろくな人生じゃないですね。
さて、何故そのような善行を行うに至ったか?
鷲頭麻雀に負けたから、ではないよ。
健康のためです。それと、ちょっとのボランチア精神ってやつ?です。
4月に入って以来、朝は7時に起き、夜は遅くとも12時に寝て、毎日3食きっちり食べ、飲酒の量も一時期に比べれば大分減り、煙草も適度に吸っている。
今や、私は健康体を自認するほどに健康なのです。
ま、他人からは言われませんけどね。
そんな私はさらなる健康の高みを目指すべく、今回、血を抜くという事を決意したのです。
仕事終わりの午後6時過ぎに行ってみました。
まず、最初に簡単なタッチパネル式の問診をすませます。
ここでは、自身の健康状態の確認のための問診がなされます。
つまり、ここ最近に大きな病気をしたか?とか、薬を服用しているか?とか、そういうのです。
さらに、問診が進み、今度はその人物が献血に相応しいかどうかの確認のための質問がなされます。
これは、「麻薬、覚醒剤をやっているか?」とか、「不特定多数の異性と性的関係を持ちまくっているか?」とか、「(男性で)男性と性的関係をもっているか?」とか、「はい」を押した瞬間に献血拒否どころか、社会的生命の消失、最悪の場合、即逮捕みたいなきわどい質問がばんばん来るので一瞬たりとも気を抜けません。主に最初の質問とか。
もちろん、私はオール「いいえ」でした。
その後は、医師のもとに通され軽い問診、イソジンを散々両腕に塗られまくって検査用の採血、そして、さらにイソジン追加でいよいよ本採血となるわけです。
しかし、あれですね。
何歳になっても注射針が腕に刺さる瞬間はやっぱり怖い。
実際、痛かったですし。
献血用の針はかなり太かったです。
でも、痛かったのは最初の検査用の細い方でした。不思議。
ソファのような椅子に横たわり、利き腕から血を吸い上げられる事約7分。
ちなみに椅子ごとにテレビが設置されており、血を抜かれてる間も退屈しないようにできています。
なんか、エイが大量発生して困ってるから食べちゃおうみたいな事をニュースでやってました。
エイのシューマイは美味しそうでした。
血を抜いた後は、「まぁ、ゆっくりしてけ」的なことを言われ、休憩所でしばらく休息。
ここでは、お菓子食べ放題、ドリンク飲み放題、マンガや雑誌なんかも申し訳程度に置いてあるし、テレビもあるしで暇つぶしには不自由しない場所でした。
ただし、ドーナッツは一人一個!
私はそこで紅茶花伝2杯、コーンスープ一杯を頂きました。
紅茶花伝は甘すぎ、コーンスープは若干薄いように感じました。
ここは改善すべき点でしょう。