[日常]最悪な日

昨日、というか昨夜は今年が始まって以来の最悪な日でした。
全く、実にFuckな、おっとと、下品な言葉をつい使ってしまいました。
丁寧に言い直しましょう。
全く、実におFuckな目にあいました。これでOK。
さてさて、この私の身に何が起こったか、まあ、誰も知りたくは無いでしょう。
昨日は、久しぶりに知人達に会いに行きました。
それは別にどうでもいい、最悪なのは帰ってから起こったことです。
帰宅すると、とりあえず部屋が臭かったのです。
この臭いというのは、なんとも言えない生臭さ、すごく好意的に表現すると潮風の香りとでも言いましょうか、まあ実際はかけ離れてますが。
有体に申しますとカツブシ臭いのです。しかもすえた感じ。
普段、私の部屋は、私が愛喫している紙巻や葉巻の紅茶やブランデー、バニラといった甘い芳香が蔓延しているのですが、それを押しのけて件のカツブシ臭が跳梁跋扈しておりました。
カツブシと言えば0コンマ2秒くらいで連想されるものがTHE CAT、つまり猫ですね。
私は、飼い猫のミャオちゃん(メス11歳)が何かやらかしてくれちゃったんだろうと素早く推理しました。
と言いいますのも、私の部屋はミャオちゃんのお気に入りの場所でして、一日の半分は私の部屋の出窓に寝そべっているからなのです。
ところが、その日に限ってミャオちゃんは出窓ではなく、床に寝そべっておりました。
そして、私の顔を見るなり、挨拶もそこそこにベッドの下に隠れました。
それもそのはずでしょう、出窓にはミャオちゃんの吐瀉物がこんもりと鎮座しており、使用不能になっていたのですから。
しかも、サッシに狭い隙間のとこに。
無論、臭いの原因はこれでした。
普通に平らな場所にしてくれれば拭くだけで取れたのですが、サッシの狭い、雑巾の入らない隙間でしたから大変でした。
全部外に掻き出すまで30分かかりました。
さて、ようやく作業も終わり、クーラーをつけて寝ようかというところで第二の事件が起こりました。
私の部屋のクーラーは壊れておりまして、使い物にならない状態だったのですが、その日に電気屋が修理に来ることになっており、その夜には直っている予定でした。
しかし、直ってませんでした。
私はそんな事は知りませんでした、臭いのを我慢しつつ故に窓を閉め、クーラーを入れて布団にくるまること20分。
クソ暑かったです。しかも臭い。
クーラーが直っていないことをようやく悟った私は、窓を全開にし、ドアを開け放ち、扇風機をMAXにしました。
でも暑い、しかもまだ臭い。
そして、そこに最後に刺客が登場しました。
蚊です。二箇所、刺されました。
この時点で、私は「暑い」「臭い」「痒い」という人間の三大不快要素をコンプリートしました。
そんな私に安眠が訪れるはずも無く、ただ時だけが無常に流れて行き、ついには朝を迎えました。
「進むも地獄、退くも地獄、されど留まるも地獄、なぜならここは地獄だから」
私がよく友人に言っていた冗談を思い出しました。
とりあえず、ミャオちゃんは出入り禁止にしようと思います。